尖形コンジローマの症状
性器にイボができるだけで痛みはありません。ただ、レーザーなどの外科手術でないと取り除けないので面倒です。女性の症状・特徴
主な症状 カリフラワー状やニワトリの鶏冠状のイボ 尖形コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で発症する病気です。
セックスによって感染し、潜伏期間は約3カ月もあります。
症状としては、性器から肛門にかけてカリフラワー状やニワトリの鶏冠状のイボがたくさんできます。
イボの先がとがっていることから尖形という名前が付けられており、触れば分かります。
イボは、白色またはピンク色の米粒大で、膣内にもできます。痛みや痒みはありませんが、大きいものだと親指大くらいになります。
外科的手術で取り除かなければならないのが面倒です。
また、再発の可能性が高く、完全に取り除くには 根気がいります。
途中で放り出さないことが大切です。
男性の症状
主な症状 カリフラワー状やニワトリの鶏冠状のイボ 男性の場合ですが、亀頭の根元に米粒から小豆大のイボができます。
検査や治療法は女性と同じですが、放っておくと陰茎ガンになる恐れがあるので要注意です。
注意事項
注意点としては、潜伏期間が3カ月と長く、忘れた頃にやってくることです。さらに、イボを切除しても ウイルスは体内に残ります。
ヒトパピローマウイルスのある型は 子宮頸ガンとの関係が深いと言われているので、尖形コンジローマが治っても注意が必要です。
中には 感染しても尖形コンジローマを起こさないこともあり、定期的な子宮ガン検診で発見するしかありません。
妊娠への影響・検査・治療
妊娠・出産への影響ですが、赤ちゃんが産道を通るときに稀に感染することがあります。そして喉にイボができ、窒息やガンの原因になったります。
しかし、症状が出ていも帝王切開で出産すれば、感染を防げます。
また、女性は子宮頸ガンを 男性は陰茎ガンとの関係が深いと言われているので注意が必要です。
検査としては、イボの組織を採取してウイルスを調べます。
尖形コンジローマの治療としては2種類、外科的な手術によって取り除く方法と 抗ガン剤入りの軟膏を塗る方法です。
といっても 手術による治療のほうが一般的で、局所麻酔をすることがあるものの、レーザー蒸散,凍結療法,電気凝固など 簡単にできます。
ただ、肉眼で確認して取り除く方法なので、小さい病変を見落とす可能性があります。
再発するリスクがあるわけで、あとで大きくなります。
また、軟膏の場合も、治療に時間がかかるというデメリットがあります。
さらに、正常な皮膚にも塗布するので、潰瘍性の病変ができる可能性もあります。
いずれの場合も、完治したのが確認できるまで セックスは禁止です。
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尖圭コンジローマとは
尖圭コンジローマという病気があります、これは性行為感染症の一種です。HPVと呼ばれるウイルスによって引き起こされるもので、主にHPV6型と11型がこの病気の原因となります。
症状としては、男女の性器にいぼ状の突起ができますが、特に痛みやかゆみは生じません。
自己免疫力の働きにより、そのまま治ってしまうこともありますが、他の部位に接触転移を起こすことがあるため、治ってもまた再発というケースも多いです。
潜伏期は1か月から2か月ですが、まれに8か月ということもあり、また銭湯などで感染することもごくたまにあります。
尖圭コンジローマと間違われやすい病気に、フォアダイスや真珠様陰茎小丘疹があります。
やはりいぼ状の突起ができますが、実は性行為感染症ではなく、一種の生理現象であり、性行為を行わなくてもかかることがあります。
この2つは男性に起こるものですが、女性の場合も、膣の入り口に乳頭状の突起ができることがあります。
むろんこれも生理現象の一つで、特に心配は要りません。
検査を行う場合は、皮膚や粘膜の組織を採取して病気のあるなしを調べます。
治療は、薬剤を使う場合と、外科手術を行う場合とがありますが、手術の場合は再発の可能性があるため、尖圭コンジローマ専用のクリームを併せて使うのがお勧めです。
イボが不気味、尖圭コンジローマ
性器の病気で特に多い疾患が、尖圭コンジローマという病気です。尖圭コンジローマの特徴としては性器にできるブツブツのイボがあります。
イボが不気味というイメージを相手に与えてしまうため、出来る限り早期の治療が必要になっていきます。
尖圭コンジローマの治療方法としては、専門の医療機関での治療がもっとも有効的で確実な治療方法です。
性器や肛門の周囲に発生するイボは、尖圭コンジローマの治療によって治すことが可能なため、ネットなどで尖圭コンジローマの治療が出来るクリニックを探すことが大切です。
性器の病気のため中々病院に受診することをためらっている患者が多いといわれていますが、こういった性病の治療を行っている専門の医療機関は個人のプライバシーの保護管理も徹底しているため通院が周囲の人たちにばれる心配が無く、安心して尖圭コンジローマの治療に専念することができます。
尖圭コンジローマの治療は除去手術によってイボをとる方法が一般的です。
レーザーによる除去手術や電気メスを用いた除去手術など、その手法には複数あります。
治療後再発の可能性がある場合には約一ヶ月間の観察を設け、期間内に再発が起こらない場合治療が全て完了します。