クラミジアとは

■クラミジアの概要

クラミジアの原因菌はクラミジアトラコマチスといい、昔は目のトラコーマや封入体性結膜炎の原因菌として知られていました。
つまり眼科領域で大変有名な菌でした。
日本のように水道が整備され、常にきれいな水で生活できる社会では目のトラコーマは自然になくなっていったのです。
しかし、男性や女性の性器には依然として住み着いており、今や性感染症(性病)のナンバーワンになっているのです。

クラミジアの感染経路と蔓延理由

■クラミジアの感染経路

感染初期から感染末期 クラミジア トラコマティスは、直径0.3ミクロン程の細菌の仲間です。
膣や子宮、男性の尿道、そして咽頭(のど)に住み着き、性行為による直接接触性の感染です。
具体的にはコンドームなしの性行為により、男性の尿道分泌物から女性の性器に、女性の性器から男性の尿道に感染します。
最近、オーラルセックスの流行によって、性器から咽頭(のど)に感染するケースが増えています。
基本的には、コップの回し飲み、トイレの便座、風呂で性器や咽頭に感染するケースはありませんが、性器からの分泌物が目に入ると激しい結膜炎を引き起こすことがあります。
クラミジア トラコマティスは、先ず尿道や子宮の入り口の細胞に感染します。
従って、女性の場合、感染が成立するためには、クラミジアが膣の奥まで侵入する必要があります。セックスはその条件を満たす行為なのです。

■クラミジアの蔓延

女性性器にクラミジアが感染した時、比較的症状が乏しいため、男性に比べて気づくのが遅いことがあります。
検査をしなければクラミジアに感染していることが分からないまま何年も経過することになります。
近年、風俗店ではオーラルのサービスが支流になっていますが、のどに感染している場合も症状が乏しく、発見を遅らせる原因になっています。
蔓延防止策は定期検査以外に方法はありません。


女性のクラミジアの症状

■不妊症、子宮外妊娠の原因

子宮頸管炎は症状が少なく、感染を自覚することはあまりありません。
オリモノが少し増えるといった症状や、時に性交後に軽い出血を訴える人がいる程度です。
しかし、子宮内膜→卵管→腹腔内にまで感染広がると激しい症状を訴える場合もあります。
子宮付属器炎や骨盤腹膜炎になると下腹部の痛みや性交痛などを感じるようになります。
クラミジアが腹腔内に広がり、さらに上腹部にまで達すると肝臓にまで炎症が広がります。

■クラミジアが引き起こす事態

そうなると、非常に激しい腹痛を訴えて、救急車で運ばれることになってしまいます。
それだけではなく、卵管の炎症から卵管周囲の癒着を起こし、卵管性不妊症の原因になったり、子宮外妊娠の原因にもなります。

■性成熟期はクラミジアに感染しやすい状態

クラミジアに感染しやすい緑の部位は子宮の中にあります。

■産道感染

出産の時に母親がクラミジアに感染していると、赤ちゃんが産道(子宮頸部)を通る時に感染して結膜炎や鼻炎、肺炎を起こします。


男性のクラミジアの症状

■軽い尿道の痒みや不快感を感じる場合も

淋菌による尿道炎ほど排尿痛はひどくなく、自覚症状がない人も少なくありません。
軽い尿道の痒みや不快感を感じる人もいます。
尿道をおなか側から外尿道口に向けて圧迫すると粘液性の分泌物を確認できる場合もあります。
分泌物を確認する際は排尿後をさけ、できれば朝、排尿前に尿道に溜まった分泌物を調べるのが望ましいでしょう。
検査を受ける際にも同様に朝の排尿前に採取するほうがクラミジアの数も多く、より正確な結果を得ることが出来ます。

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クラミジアの感染と治療薬

クラミジアに感染する男女は現在では100万人以上で、特に女性の場合には感染しても症状を感じにくく、不妊症・子宮外妊娠など、様々なリスクが伴う性病ともなります。
 多くの男女が感染しやすいクラミジア感染症は、感染者との性交渉により感染しやすく、粘膜同士の接触をはじめ、精液などによって簡単に感染してしまいます。
 さらに、咽頭へも感染しやすいのも特徴の1つで、クラミジアに感染している場合、パートナーに移さないためにも早期治療が必要になります。

症状としては、男性の場合、尿道から分泌物が出てきたり、尿道のかゆみや不快感や痛み、精巣上体の腫れなどがあり、女性の場合には、おりものの増加をはじめ、不正出血や下腹部の痛み、さらに性交時の痛みなどがあり、こんな症状は性病の疑いありで、早めの検査・治療が必要です。

中には、ネット通販を利用して性病治療を行う方がいますが、処方箋もなく・副作用が出てしまったり・塗り薬などの外用薬など、効果が薄いものがネット通販ではよく出回っていて、クラミジア治療用のほとんどが輸入品であり、リスクの高さから医師の処方なしでの購入はオススメできず、実績・信頼・安心できる専門医療機関での治療がオススメです。

専門病院でのクラミジア治療は、検査で性病と診断されると、クラミジアに効果のある抗生剤を服用し、経過観察します。
症状の軽重度に合わせて1日から数週間の抗生剤の服用を行いますが、抗生剤には、マクロライド系・ニューキノロン系・テトラサイクリン系などがあり、1人1人の症状によって知識豊富な医師が処方してくれます。

代表的な医薬品にジスロマック250mgバルトレックス500mgクラビット錠250mgがあります。
その後、陰性であるかの確認を行って治療が終わり、再発の心配はなくなりますが、再感染はしてしまうこともあり、性交渉の際にはコンドームを使用することで感染を防ぐことも大切なポイントの1つです。

クラミジア治療にジスロマック

ジスマックはクラミジアなどの性病にも効くお薬です。
なぜジスロマックが性病の治療に効くのでしょう。
ジスロマックはマクロライド系抗生物質です。 グラム陽性菌に有効です。
黄色ブドウ球菌やインフルエンザ菌にも効果があります。

主に病原菌のタンパク合成を阻害することで抗菌する働きがあります。
抗菌効果により、「皮膚感染症」「呼吸器感染症」「尿道炎」「子宮頸管炎」「骨盤内炎症性疾患」などの感染症治療に効果があります。
性病の中でもクラミジア性と淋病からくる尿道炎があります。
クラミジアなどはペニシリン系やセフェム系の抗生物質があまり効きません。
今まではこの2種類の性病に対して、各々に合った薬が処方されていました。

しかしジスロマックは両方の病原菌に効果があります。
ジソロマックはなぜ両方の効くのかというと、細菌以外にも効果があるからです。
ですから、どちらに感染していても一つの薬で治療することができます。

服用方法は1回2錠(500mg)を一日一回服用します。
そしてこれを飲みきるだけで効果が7日以上続きますので、この1回の服用で完治することが多いです。
また、治療としてだけではなく、尿道炎の予防としても使用することができます。
性感染症予防薬として、認知されてきています。
ジスロマックは副作用が少ないお薬です。 時として、嘔吐あや下痢・胃痛などの胃腸の症状が見られますが、基本的に心配する必要ありません。
気になるようでしたら、胃薬等服用します。
他には、発疹や発赤、かゆみなどが現れることがあります。
また稀に重い症状として肝機能障害があげられます。
倦怠感や食欲不振が見られる場合は、医師の診察を受ける必要があります。
ジスロマック250mgは飲み合わせに注意が必要な薬なども少ないので非常によく使われます。